構造的にいうとカートにはサスペンションがなく
フレームや体重移動がその変わりになりますが、
ここでは今カートに乗ってる人向けにFJに乗っ
て気が付いたことだけを書いてみます。
- 慣性重量の違い
カートに比べ4輪は大きくて重いので、ステアリングを派手に切り込んでも動かないし、逆に一度動き出すと止まらないです。
カートのように速いスピードでコーナリングして横方向に力をかけて遠心力を出し向きを変えるのではなく、エイペックスまで直線的に緩く長くプレーキを残し入りV字にターン、なるべくタイヤを縦に使ったほうが良さそうです。
もちろん横方方向に力をかけて車速を落とさない(とかシフトしない)で回ったほうが速いコーナーもありますが、やりすぎてがんばりすぎると全部立ち上がりに付けが回ってきてスピンします。
- 雨でも意外と快適
初乗りが雨で濡れた路面だったので、カートの感覚を頼りにステアリングを切り込んでみたけれどカートほどフロントが逃げず素直にグリップが高いと感じました。
スピードレンジも低かったし、カートと違い体の周りが囲まれているので多少操作不能になっても恐怖感はなくマシンの動きにしっかり集中できます。
雨でもカートのように濡れなくて(相対的に遅いレンジですが)、カートのようにどこに行っちゃうかわからないような感じもなくて快適(笑)
ただ、この動画みたいに遅いスピードでステアリングを切って回ると、前輪から水がざば〜っときます(大笑)
カートと違うからってことでアドバイスをもらうことも多いですが、実は大半がカートに乗ってるときから言われていたことばかり(汗)、カートの間違った乗り方を含めて今直されてるような気がして反省しきりです。カート独自の乗り方は、あまり4輪では使えませんが、4輪の乗り方は本当にカートがうまいトップレベルの人の乗り方に近いかもしれません。
こういったことを基本からきっちり教えてもらえるのがディープレーシングのスクールカリキュラムの特徴です。
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