{{div_begin class="calcon2"}} !!Super-FJ日本一決定戦 レース前日には雪が降って練習セッションが中断になったりと、とにかく寒い中始まったレースだった。当日の朝もコースの凍結の処理をするため15分遅れての開始となった。 まずは予選A組でのタイムトライアル。寒いとはいえ先にF4の走行があったため、コースはドライコンディション。 予選開始後、ちょうど前回のレースで好成績を残していたマシンが自分の前にいたので、それについて行ってタイムアタックを行うことに。しかし、この判断が結果的には裏目にでる。 タイヤもあったまってきたラスト数周、こちらのアタックラップと前走車のアタックラップのタイミングがかみ合わず、うまくアタックを成功させることができずに予選時間が終了。結果、予選A組で7番手と後方に沈むことになってしまった。 しかし、うまくアタックラップが取れなかった中でのタイムにもかかわらず、4位までのタイム差がコンマ数秒の世界だったので、レース形式で行われる予選第1レグでは巻き返せる自信があった。 {{ref_image image11.jpg}} そして迎えた予選第1レグ、6周という超スプリントレースで行われるレースであったので、少しでも前の車に引っかかっていては決勝で上位グリッドからのスタートが望めなくなってしまうのでとにかく勢いよく次々に前走車をパスしていく必要があった。 そのためにも重要だったスタート。外側の普段使われているレコードライン側からのスタートであったので、多少アドバンテージがあったのか第1コーナーまでに1台をパス。続いてもう1台にもそのまま外側からかぶせていき、2コーナーを抜けた時点でさらに1台をパス、この時点で5位に上がることに成功した。 このままトップが逃げる前にさらに上位を狙いたかったが、4位争いにてこずってしまう。何度か抜きつ抜かれつを繰り返すうちにトップ3台が少し先に行ってしまい、その後1コーナーでインを付き、その先のストレートエンドの3コーナーで仕掛けなおされたときにクロスラインをとることに成功し、やっと4位に上がることができた。 この争いをしているうちに前方に少し距離を空けられていたが、前方でも2位争いをが展開されており、2周ほどで3位を射程圏内に収めることができた。 追いついた後は、周回数もあまり残りがなかったので迷わず1コーナーでできたわずかな隙をついて3位に浮上。 そのままの勢いで2位の背後にも迫り、少しでも決勝の上位グリッドからのスタートを狙いに行った。 しかし、ここで冷静さを欠いてしまいS字コーナー一つ目の入り口で少々強引に2位のインを狙い、接触しかけ、それを回避しようとしてスピンを喫してしまった。 今思えば、ここで強引に仕掛けずとも、少し待てばいくらでも仕掛ける余地はあったので、本当にもったいないことをしてしまった。 結果、このスピンにより大きく後退。最終的には15位でゴールし、決勝では出走34台中30位からのスタートとなってしまった。 予選が終わった後はとにかく悔しい気持ちでいっぱいだったが、レース自体は終わっておらず、可能性は低くともまだ上位に入れる可能性は消えてはいないので、気持ちを切り替えて、決勝では一台でも多くのマシンを抜いて上位を目指すことに専念することに決めた。 「2012年 Super-FJ 日本一決定戦 第一レグ A組」 {{youtube BUF0PGkZxZ0, 600,360}} http://www.youtube.com/watch?v=BUF0PGkZxZ0 ← 動きが重いなと思ったらこちらから ↑大きいサイズで見たい時もこちらから 「[あやしい車の なかだページ|http://www.geocities.jp/nakadacara/]」 そして迎えた決勝、天気は完全に晴れ。 流石に30番グリッドともなると、1位までの距離は果てしないものがあり、滅入りそうにもなったが、普段体験することのない体験だと思ってこの状況を楽しむことにした。 そしてついにスタート。ベストとはいかないけどもまずまずの滑り出し。下位集団ともなると、それぞれのタイムもかなりまちまちだし、多くのマシンが有利な位置につこうと奔走するので、自分もしっかりとポジションを確保しつつ、絶対に接触しないよう気を付けて1コーナーへと進入していった。 と、その時上位集団でクラッシュが発生、下位集団はそのあおりを受けさらに混乱し、多くのマシンが入り乱れた。 しかしこの混乱をうまく乗り切り、一気にポジションを10番以上上げることに成功、コースの後半セクションでも数台を処理し、一気に14位までポジションをあげることに成功した。 このまま前が近いうちにどんどんパスし、前方集団をとらえていこう、と思った矢先、スタート時のクラッシュの処理でセーフティーカーがコースに入りレースをコントロールすることに。 勢いに水を差されたようでむっとしたけれども、それは全車同じ条件なので、セーフティーカー明けの再スタートをしっかり決めて前を目指そうと気持ちを切り替えた。 しかし、なんと再スタート時に前走車がタイミングを外しまさかのミススタート、ルール上スタートラインまでは追い越しができないのでこれに付き合う形で自分も再スタートで後れを取り、前方の集団と距離ができた状態からレース開始となってしまった。 更にその後、14位争いに予想以上に時間を使ってしまい、前方集団とはさらに距離ができてしまっていた。 しかし、タイム的にはもともとこちらの方が速かったので、あきらめずに前を追い続けて、3周ほどで集団の後方まで追い上げることに成功。そこからは速さの違いを見せつけ、1周、また1周とどんどん前のマシンを抜いていき、終わってみれば10位までたどりついていた。 そこから少し先にもまた集団が見えてきていたので、まだまだ上を狙ってやる、という状態であったがここでとうとうチェッカーフラッグ。レース終了となってしまった。 レース終了後に上位でペナルティーがあり、順位は最終的に繰り上がりで9位になった。 今年は初めから日本一決定戦に照準を定めてきたシーズンだったので、こんな形のレースになってしまい本当に悔しかった。 自分の力的には優勝争いが見えていただけにとても納得のできるレースではなかった。 しかし、レースは結果がすべて。 この結果を真摯に受け止め、自分の弱かった部分としっかりと向き合い、今後に活かしていきたいと思う。 「Super-FJ 日本一決定戦」 {{youtube J_XNHRk5kgw&cc_load_policy=1, 600,360}} http://www.youtube.com/watch?v=J_XNHRk5kgw  ← 動きが重いなと思ったらこちらから ↑大きいサイズで見たい時もこちらから {{div_end}}